サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

離島防衛 考

 昨日6/29日の「読売」です。
 機雷探知の無人潜水機の国産化を図るようです。
 現在も海自は、機雷探知に外国製の無人潜水機を導入てしているが、探知能力のかけるからというのが理由。
 40億円もかけて、三菱重工に機雷探知の潜水機の試作機を開発していとのこと。
 日本は、海に囲まれているが、機雷の探知除去というのが必要との理由がわからない。
 戦前の日本海軍は、自国の機雷、米国など他国の機雷掃海のため、機雷掃海艇は重要視しいていた。戦後だが、朝鮮戦争の時も、マッカーサーに命令されて、機雷の掃海を行い戦死者もだした。
 現在の憲法下で、外国が日本に機雷を仕掛けるなんて(特に海底に)ほとんど想像できない。
 「読売」の記事では、「離島が占拠され、周辺海域に機雷を敷設された場合〜」とある。
 なぜ? 離島が占拠されるのか? それを許すのか?
 順番として、まず①航空優勢 ②制海権 ③海中優勢は、相手国に握られるのか? 陸自は??
 そんな自衛隊ってなんなのか? 安保条約を発動して、米国は議会の賛成を得て、日本を守らないのか? なんのための米軍基地か?
 疑問は尽きない。
 オスプレイの導入、上陸用のAAV7、陸自海兵隊版の部隊。これも離島防衛と言いながら、島の占領を許したあと、上陸して奪還するはなし。島民が地上戦に巻き込まれるのが前提の話で、住民の安全保障ではない。どこか?他を守るためのものだ。
 となると考えられるのは、離島防衛は偽りの理由付けであって、本当の狙いは米軍の手下となって海外に展開すること。それしか考えられない。自衛隊の実質的なの統帥権は、米軍が握っているし。
 メディアの報道も、誤誘導だなー。