サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

南西諸島の海峡封鎖

 韓国海軍の自衛隊機へのFCレーダー照射問題。海自側が公開した映像で、自衛隊機が韓国艦船への呼びかけは、こうだった。
 THIS IS JAPAN NEVY 
 日本海。字幕は日本国海上自衛隊となっているが self- defense force とは言っていない。国内と国際での使い分け、2ダブルスタンダード。コトバのゴマカシが通用する日本国内。
   さて、
 自衛隊の南西諸島の防衛の本当の目的は、中国の民間含む艦船、航空機の海峡封鎖にある。
 あまり認識がなかったが、機雷戦が重要になってくるようだ。
「中国の水上艦・潜水艦が琉球諸島に沿って太平洋に進出するのを妨げるに足る機雷を日本は保有している」
「日本の主要な海峡への機雷敷設は、非常に実現可能性の高いオプションである」
「機雷は比較的大量に製造しやすい上に、攻撃対象である艦船よりも格段に安価である」
と述べているのは、トシ・ヨシハラという米海軍大学教授である。
様々な機雷作戦があるようだ

 米軍はA2AD(接近阻止、領域拒否)という米軍が名づけている中国が取るだろう作戦を、日本が中国に対して行うべき、する。
 機雷で封鎖された九州から台湾に至る沖縄・南西諸島は、激しい戦場になる。本土は安全かもしれない。米国本国なさらにさらに安全。
 米国軍から見て、日本の自衛隊を使おうという話だ。日本に勝たせるつもりはなく、中国を相打ち程度で、米国の国益を確保しようという考えだ。