- 作者: 纐纈厚
- 出版社/メーカー: 新日本出版社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本
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塚本幼稚園での教育勅語教育が話題になって…いる。
今の日本を語り、未来の日本を語るうえで、特に先のアジア・太平洋戦争の歴史を知る事は土台となると考える。
この戦争の始まり方、終わり方の責任問題を明らかにすることが大事。
「聖断」虚構と昭和天皇(纐纈厚著)は、表題のとおり、昭和天皇が戦争を「終わらせた」「平和主義者」だったのか? 史実をあぶりだすものです。
戦争を始めたのは軍部、終わらせたのは天皇(昭和)的な演出・実演は、敗戦の指導者の保身と、戦利品を受け取る戦勝指導者の共演によるものだろう。
その関係性が現在もつづいている。
負けるとわかっているのに、始めた戦争。
負けが、ハッキリしているのに、ズルズルと戦争を引き延ばし、筆舌に尽くしがたい多大な犠牲を強いて負けた。
この責任を明らかにすることが大事。