[] 写真は、韓国軍の兵士が眠る墓地「顕忠院」です。(昨日の続き韓国軍と集団的自衛権から)
墓石は、朝鮮戦争の戦死者28000基、ベトナム戦争の戦死者4600基、ほとんど20才前後の未来ある若者だった。
朝鮮戦争は悲劇だが内戦、しかしベトナムの国民にはなんの恨みもないのに参戦・侵略した。その戦争、その戦死者。少し前まで日本の植民地下で辛酸を舐めた国民なのに。
集団的自衛権による参戦、貧しく、超大国米国から爆弾を落とされて瀕死のベトナムから、韓国は何を「自衛」しようとした、「権利」と言うのか?
- 作者: 裵淵弘
- 出版社/メーカー: 旬報社
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戦争責任には、多様な階層性あると思う。ベトナムの国民に対しては、言い訳のできない責任が韓国(兵士)にある。
その責任は、一身に政府・戦争指導者が指導者だ負うべきだ。同時に独裁政権下であったとしても、政府を構成させたのは国民にあるに違いない。どんなに独裁政権が脅し、騙して国民を誘導しようとも、抵抗すべき主権者が存在すべきだろう。経済的には、ベトナム戦争特需で韓国は復活した。
先の戦争で、アジア各国に展開し他国を侵略した日本、いままた、今度は集団的自衛権の名によって、海外に「自衛隊」員が展開しようとしている。