サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

韓国軍兵士の墓地

[] 写真は、韓国軍の兵士が眠る墓地「顕忠院」です。(昨日の続き韓国軍と集団的自衛権から)
 墓石は、朝鮮戦争の戦死者28000基、ベトナム戦争の戦死者4600基、ほとんど20才前後の未来ある若者だった。
 朝鮮戦争は悲劇だが内戦、しかしベトナムの国民にはなんの恨みもないのに参戦・侵略した。その戦争、その戦死者。少し前まで日本の植民地下で辛酸を舐めた国民なのに。
 集団的自衛権による参戦、貧しく、超大国米国から爆弾を落とされて瀕死のベトナムから、韓国は何を「自衛」しようとした、「権利」と言うのか?

韓国軍と集団的自衛権 ベトナム戦争から対テロ戦争へ

韓国軍と集団的自衛権 ベトナム戦争から対テロ戦争へ

 戦死した兵士は、命令で戦場に従事し、亡くなったり傷ついた。だが他国民を傷つけ、罪のない住民も殺害した。
 戦争責任には、多様な階層性あると思う。ベトナムの国民に対しては、言い訳のできない責任が韓国(兵士)にある。
 その責任は、一身に政府・戦争指導者が指導者だ負うべきだ。同時に独裁政権下であったとしても、政府を構成させたのは国民にあるに違いない。どんなに独裁政権が脅し、騙して国民を誘導しようとも、抵抗すべき主権者が存在すべきだろう。経済的には、ベトナム戦争特需で韓国は復活した。
 先の戦争で、アジア各国に展開し他国を侵略した日本、いままた、今度は集団的自衛権の名によって、海外に「自衛隊」員が展開しようとしている。