サスティナビリティ考

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翁長沖縄知事、オスプレイ空中給油再開を批判

 沖縄タイムス翁長沖縄知事、オスプレイ空中給油再開を批判のように、
 米軍は明日から、墜落したオスプレイの空中給油訓練を再開するようだ。
 事故原因も明らかにされていないのに安倍政権は米オスプレイのこの訓練を認めた。
 オスプレイの欠陥は、空中給油をするうえでも構造的な問題があるようだ。「赤旗」日曜版の新年号が明らかにした。
 元米国防分析主任分析官のレックス・リボロ氏が証言するので間違いないだろう。
 リボロ氏は、オスプレイは事故当時、ヘリコプター状態ではなく固定翼状態で(プロペラは前向き状態)その際の速度は230キロ前後。
「夜間で乱気中の際の空中給油は常に難しい。ホースが当たるなどの誤操作が起きやすい。大部分のヘリコプターは誤操作を許容できるが、オスプレイはできない」。オスプレイのプロペラは11.6メートルあり機首にある給油管へのホースの接続に失敗すれば、プロペラにあたる。
 「通常のヘリでホースがローターにあたれば、ホースが切れ、緊急着陸できる。オスプレイのプロペラは非常に繊細で、ホースにあたるとバラバラに壊れてしまう」という。
 そこまで不安定な欠陥ありの機体を、なぜ使う必要があるのか? 日本の自衛隊も買おうとするのか?
 どうやら開発費にあるようだ。無理な設計の開発費に約5兆円、その有力な回収先が日本というわけだ。日本の空にオスプレイはいらない。