サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

F1エンジンの熱効率50%へ


 さび付いた車ですがデビュー当時はカッコよかった、いすゞ117クーペです。
 デザインがイタリアンなカンジです。2台も積み上げられて、ちょっと痛々しい。
 それからこちら。マツダ・ファミリアバンです。懐かしい。
 10代の頃、山鹿から東町の陸運事務所まで車検通しに行ってました。
 マツダらしい不格好なデザインです。ファミリアロータリークーペはそれなりにカッコよかった。
 私、元々車やバイク好きで、つい写真を撮ってしまいます。
 話は変わりますが、、
 車のエンジンの進化は、素人となりにウォッチしてきましたが、最近読んだ雑誌でその進歩には目を見張りました。
 メルセデスのF1エンジンの熱効率は50%近いそうです。信じられない。
 普通の車のエンジンの熱効率はせいぜい30%です。大半が排ガスとして熱がすてられ、運動摩擦のロスもある。
 たしか火力発電で30%同じぐらい。それが天然ガスのコンバインド発電で50%ぐらいだと思いました。やっぱ熱回生ですよね。
 1600CCターボ加給+発電機セット+バッテリーで900馬力だそうです。燃焼した排熱ガスをそのまま大気に放つのはもったいない。加給と発電の仕事をさせる。またブレーキング時に発電機を回して発電してバッテリーにため、加速時にモーターにアシストさせる。
 もうひとつメルセデスで驚いたのはHCCI、これが使われているのでは、だそうです。これがF1に… ほう! だから可能なのか、圧縮比は18・1、これまたびっくり。
 予混合自動着火=予め、ガソリンと空気が混合され、圧縮して、自動着火させるエンジンだそうで、日本のマツダも研究しています。希薄燃焼や高圧縮比が可能だそうです。
 マツダロータリーエンジンは熱効率が悪いのですが、このHCCIが実現すれば新しいRX9に搭載されそうです。