サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

安保法強行から1年

 
 安保法(戦争法)が強行採決されてから1年がたちました。
 今日は雨の中辛島こ公園で安保法を廃止させる県民集会がありました。県内の野党各党代表から、安保法の廃止、野党共闘をすすめる力強い決意が表明されました。
 南スーダンでは国連の宿営地近くで銃撃戦が発生しています。新しく派遣される自衛隊の隊員たちが新任務ににつき、任務遂行型の武器使用基準を隊員個人の責任で行う事になります。現憲法下、軍法はなく戦争は予定されていません。
 戦闘現場は、「殺さなければ、殺される」空間です。しかも、いつ突然、戦闘現場になるかわからない地域です。
 日本の自衛官は軍隊ではありませんが軍服(制服)を着ていますので、現地では軍隊です。反政府勢力などは、住民と変わらず見分けがつきません。
 しかし基本的には、強者の側の論理が貫徹されます。
 海外派兵と戦争ができる国へ、その訓練にPKOが使われ、いよいよ憲法改悪を視野にいれながらすすんでいます。しかし9条下、甚だしい矛盾に自衛隊員らはあります。国民をごまかしながら進めてきました。
 「駆けつけ警護」なる言葉は日本国内用のイメージ操作用語で、国際的そんな言葉はありません。下の動画は、その内容がよくわかります。先進国がPKOから撤退し周辺国に任せているのに、なぜ、日本の自衛隊がPKOに任務拡大で出て行こうとするのか?
   佐藤正久VS伊勢崎賢治論議がなるほど
 https://www.youtube.com/watch?v=Z-s3-SX0jNk:Movie
 自衛隊イラク派兵で日本のイメージは傷つき、国益を損ないました。中村哲さんは、アフガンの地で日本のイメージを高め国益を増やしています。