各紙の参院選の予測調査が出ている。
全部、目をとおす時間もないが、ざっと読んで思ったことを書いてみたい。
自民が過半数の勢い、公明も伸びるらしい。
ここで大事なのが主な争点は何か?と言うこと。
争点設定は、本来的に主権者が行うべきもの。その代弁をするのがメディアであるべき、いわゆるアジェンダセッティング。
争点は、現瞬間の課題が問われる面が強いが、勝った方が勝った勢いで、選挙後に何をやろうとするか?を見通して、選挙で問うことが必要だ。
今回おそらく、、いや確実に憲法改正だ。
振り返れば安倍首相、経済争点で幻想ふりまき選挙で勝ち、やってきたのは秘密法、安保法など憲法改悪につながることばかり。
参院選の注目点は、自民、公明、お維新など2/3改憲勢力が確保するかどうか?
数年以内に、憲法「改正」の国民投票をすることを了解するかどうか?
でしょう。
世論調査では、安倍政権の改憲には反対が多い。だが、憲法改「正」の認識は薄弱だ。
国民投票で改憲勢力が勝ち抜く方策は、日本会議などが国民運動として展開している。
強すぎる安倍自民党をさらに勝たせていいのか?これが問われる。
この不安感は、今回の世論調査報道で国民に警戒感を呼び起こすだろう。
今こそ主権者が真実を認識するチャンス、でもある。問われる有権者。責任は、自覚より小さくない。