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今日は姉の初盆で天草の実家に。
子どもたち、親戚、いとこなど集まってお墓に。
西日が暑かった。
子どもたちは、実家の下の川で魚取り。
手長エビや小魚がとれたようです。
いい風景。
その前までは、ゲームに夢中でした。
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70年前、昨日から焼却がはじまった。1週間以上も、戦争指導にかかわるあらゆる文書が燃やされた。戦争犯罪に問われる事を恐れた。自分たちに都合の悪い事、国民に知られたくない事が明らかになることも恐れた。
権力者とはそんなものだ。
そして70年前の今日、決断があまりにも遅すぎたが、昭和天皇終戦の詔書を発表し、敗戦になった。
そして、玉音放送がされたあとの夕方、11機の特攻機が沖縄に向け飛び立った。
なんと言う事だ。
第五航空艦隊長官の宇垣纏(まとめ)中将。
玉音放送を停戦命令として受け止めず、16名も道連れにした特攻攻撃には、当然にも様々な批判がされている。
沖縄では、当然、日本が敗戦を受け入れたとして、米軍は勝利のパーティに沸いていたころ。
しかし宇垣中将らの特攻機2機は沖縄に到達するも、なぜが米軍基地に突っ込んでいない。特攻のミスだったのか、最後になって目標をわざと外したのか?中津留達雄大尉と宇垣中将の間で言い争いがあったのか?わからない。(指揮官たちの特攻-参考)
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特攻命令を繰り返し、部下を死に追いやった責任を感じ、自身も死ぬ覚悟でいた宇垣にすれば無念ではあったろうが、同じ特攻命令お立場にあった大西瀧次郎(中津留と海軍兵学校同期生)のように、敗戦後に一人での自決はできる。部下を道連れにすることはない。
死の美化、死こそがすべての責任を消し去ってくれるとの思い込み、あまりにも死生観が幼稚すぎる。自分の名誉のために、他人の死も自分の死も蔑ろにする考えだろう。
なぜ、こんな狂信的な考えが、宇垣中将にかぎらず多くの軍人や国民に深く浸透させられたのか?
本当の責任と取り方は何か?
総じて現代的な課題として、国民的な総括が必要と思う。
ウイキペディア⇒宇垣纏