先日、私にメールが届きました。関東の創価学会員の方で、ブログで紹介したある学会員さんの「戦争法反対」の署名に賛同すると言うものでした。
やはり戦争に対する危機感を強く持っておられる方が創価学会員の中にもおられるようです。力を合わせなんとしても戦争法案と止めたいと思います。
. さて、
「肉攻」って、聞いた事がありますか?
特攻隊には、実に様々ありまして、ゼロ戦による特攻隊だけではありません。
日本の戦争を理解する上で、対外侵略の加害に実態と、特攻の真実について知ることが必要だと思います。
70年前、少年たちにも訓練させられたのは、爆弾を抱え、敵戦車にめがけて突撃をすることです。
現在の中東で行われている悲惨な自爆攻撃と同じことが、国家の命令として組織的にやられた。
7月15日の「毎日」の記事は衝撃的です。(引用・紹介)
「重さ数㌔の火薬が入った木箱を背負い、起爆用にひもを腰に結んで草むらに潜む。100メートル先のソ連軍戦車が動き出すのをじっと待っていた」
1945年8月18日の早朝、旧満州、塚原太一さんは敵戦車に飛び込み自爆する「肉薄攻撃」=「肉攻」の作戦を行っていた。
「集合」とかけ声が聞こえてきたのは、まさに戦車に飛び出そうとする直前だった。
隊長は3日前に終戦を迎えていたと伝えてきた。
「毎日誰かが『肉攻』に出て行き帰らぬ人となった。だが、戦車は白煙とともに上下に揺れるだけ、何事もなかったように再び動き出す」と塚原さん。
もしポツダム宣言を受け入れていなければ、これが日本本土決戦・一億総特攻として青少年たちによって行われる予定だった。
あまりにも狂信的。美化した死こそが目的。これは自然現象ではなく誰かが作り上げた仕組みだ。しかし国民的議論で、十分な総括はされていない。
国家のため、公のため、個人に犠牲を強いる動きは、今日に生き、蠢いている。