サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

陸自教科書−市民を「行動阻害勢力」

 今週の「赤旗」日曜版の35面です。
 陸上自衛隊の情報活動に関する教育訓練の教科書で驚くべきことが書かれています。
 自衛隊の海外派兵に反対する運動は「行動阻害勢力」だとして、その活動を「探知」し、「無力化」すると教えられています。
 すると私も「行動阻害勢力」となり、当ブログも「探知」対象としてウォッチされ…、「無力化」…、どう無力化されるのでしょうか。恐ろしや恐ろしや。
 私、憲法を守り、隊員を危険にさらす海外派兵をしないなら、別に自衛隊は敵視しませんし…、災害への出動には感謝申し上げている立場なのですが…。
 その「無力化」として、偵察・監視、尋問・審査、調査等」とありますが、尋問・審査ってどうやるんでしょう?法的な権限は?
 これは明らかに、主権者国民に向けらた敵意です。
 戦争法案に反対することは、自衛隊員の生命を守るためであり、自衛隊を敵視することではありません。憲法違反をして海外に自衛隊員に派兵し危険にさらす政治家と自衛隊上層部を批判しているだけで、私たちの思いと行動は自衛隊員の味方です。かつての戦争の反省にたっています。