秘密保全法の問題点が急速に明らかになってきている。
今日もTBSの朝ズバッで、自民、民主議員(なぜ反対している共産党議員を出さない?)、日弁連の清水弁護士などが出演して、問題点を明らかにしていた。
秘密の指定は膨大になるので大臣は直接は見ないで官僚が行うだろうという話で、自民党の中谷元防衛庁長官に清水氏が質問した。中谷氏が防衛庁長官の時に、秘密の指定をどれほどやったのか?と。繰り返し中谷氏の体験を聞いたが中谷氏は、答えられなかった。
TVジャーナリストによる「特定秘密法」反対の会見 .
「赤旗」も連日のように、新しい問題点を指摘している。
特定秘密は、図のようにアメリカにはどんどん提供するらしい。
福島原発事故の時に、放射能の流れを予測する「スピィーディ」の情報は、いち早く米軍には知らせ、米空母を逃がしてやった。しかし国民には情報を出さず、住民は知らないで放射能が流れる方に逃げて不必要に放射能を浴びてしまった。
つまり政府は、米軍は大事だが、国民はどうなってもいいという態度。これが今後、あらゆる面に拡大される可能性が高い。
.
裁判も極めて問題だ。幅広い分野で何が秘密かわからないのに、裁判になったら、「秘密だから」と被告人にも弁護士にも内容が知らされない。これじゃーやりたい放題だ。
法案には「その他」が36もあって、都合の悪い事でも、なんでもかんでも「その他」に拡大解釈して、隠すことができる。
こんな秘密保護法の危険性を多くの人に知らせてほしい。