サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

東京第一原子力発電所…だったかも?

 福島第一原発の汚染水流出が止まらない。
 地下水から、と報道されたら、タンクから300トン。
 あまりにもズサンと言うか、無責任と言うか、犯罪的で関係者は処罰に値すると思う。
 「漏れておりました」「調べます」「漏れました」じゃーすまない。早くから指摘されていたのに、責任をとれ。安倍総理、今そこに危機がある、なんとかしなさい。
 海は世界につながってて、これから何十年も放射能が流れ出る可能性が強く、世界の人にも未来の人にも、どうやって責任をとれるのか。BBC、CNNほか海外でも放送された。
 国が乗り出してでも、東電に責任を取らながら一体で処理すべきだ。柏崎刈羽はもちろん、原発再稼動どころじゃない。
 放射能問題で想起すべきは、原発の設置場所の問題だ。電気を一番使う東京向けの発電所なら、他の火力発電所と同じように、東京湾に、東京第一原子力発電所で良かったはずだ。
 同じような事故だったとするなら事故直後から東京の多くは引越しが必要だった。大企業や銀行の本社ビルも、官庁も国会も、移転しているところだ。東京湾に汚染水が漏れ続け、止まらない事態。
 危険なものは、過疎地へ、そして今の福島の現実がある。もっと大規模だったら、田舎も都会も関係ないくらいの被害になる。4号機の燃料プールが倒壊していないのは幸運なことだ。
 原発立地の住民、すべての国民は、放射能流失が止まらない事態が、目の前で起こりうる事を想起すべきだ。




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