サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

5アンペア生活−「朝日」斎藤記者さん

 ウチの天井です。古い借家ですが気にいってます。電線は年代物(一部)でガイシまきです。しかしですね、時々電気のブレーカーが落ちます

 レンジ、トースター、エアコン、炊飯器、ドライヤーのいずれかの同時使用は禁物です。
 他の組み合わせでも、たまに落ちて、娘や妻から激しいブーイングです。
 特に夜は、真っ暗になり、ケイタイ灯りを頼りに、ホウキでブレーカーを押しあげる始末。誰がブレーカーを上げに行くかで、また、もめます。
 なので、「アンペアを上げるべき」と、何回、議題に持ち上がった事か…。手続きがめんどうなので、ずるずるしているうちに、去年の原発事故が起きました。
 以来、電気のことを考えるようになり、またアンペアが小さい方が電気代が得と聞いて、そのままにしています。
  最近は、ブレーカー落ちを注意してまして、ここ3ヶ月ほどは落ちてません。が、油断していると、パチッツ。家庭不和の要因です。
 今日の「朝日」に5アンペア生活をしている斎藤健一郎記者さんの「記者有論」が載ってました。
 斎藤さんは40アンペア⇒5アンペアへと、1/8にダウンして生活中です。おもしろいと思いました。
 5アンペアでは、エアコンや炊飯器が使えません。しかし斎藤さん、「始めてみたら飽きることがない」と意気軒昂。
 「最終目的は自宅で使うエネルギーを自分でつくること…、どこまで自然エネルギーを取り入れらるか模索している…」との話しです。
 きっかけは、昨年秋まで福島赴任中に原発事故に遭った事だそうです。「変わり者」扱を覚悟しながらも7月に「5アンペア生活」の記事を書いたら、以外と好反応の手紙が多数届いたようです。
 「遠い目標を、近くにたぐり寄せるのは、政府ではない。我々一人ひとりの暮らしのあり方だと思う」と、締めくくりもなかなかかっこいい。
 「原発ゼロ」を棚上げしようとしている政府への批判と同時に、しかし要は、国民がどうなの?と。
 こんな発言をするジャーナリストさんもいます。わたし嬉しく思います。