TIME/タイムを観ました。FブックでTさんがおもしろいと言ってましたので…。
予備知識も期待もなしだったので、単純に面白かったです。高かったのにパンフットまで買いました。
SF映画なんでしょうが、現実味もあるような映画でした。
25才になると、腕に数字があらわれる。生きれる時間が示されるディスプレイ。
人が生きられる時間が通貨の社会です。労働で時間が支給され、あらゆる商品も時間、預貯金も決済も金利も、人の生きられる時間で交換される。
今の社会がお金で支配されているのと同じ。ですが、この社会では時間がなくなってしまえば、即、命がなくなる世界。
時間を搾取して蓄積し、永遠の命を享受する支配層が、時間でスラムゾーンの人々を支配する社会です。
レビューを見ると、評論家も多く辛口も多い。単純なストーリーはあるかもしてないが、私としては、時間については考えさせられました。
あと1時間の命となれば、時間を補給するためにあらゆることをせざるを得なくなり、能動的に必死に動かなければならないことに生命を感じ、いくらでも時間があるとすれば、生命活動の能動性に意味がなくなる気もしました。
興味ある方、映画をごらんあれ。