玄海原発の勉強をしに、熊本から、はるばる玄海町にやってきた。
さずがリッパな庁舎です。原発の恩恵にあずかっているので「原子力で明るい未来」とか「九州電力ありがとう」ぐらいの看板があるかと思いきや…。
「プルサーマル」と死の灰の「中間貯蔵施設」反対の巨大看板が飛び込んできました。(他にもうひとつ看板)
青年メンバーは、さっそく勉強会。
お話を伺ったのは玄海町の共産党町議藤浦晧さん74才。農業をやっておられる方で、たいへん忙しいなかで時間をつくっていただきました。藤浦さんが配っておられる「玄海民報」を資料に、老朽原発の危険性、プルサーマル発電と中間貯蔵施設の問題などを話していただきました。
その中で、一番古い1号機が「脆性遷移温度」が98℃と高くなっており(新しければ3〜40℃)、原子炉圧力容器がモロクなって壊れやすくなっている話がありました。
例えばガラスのコップに熱いお湯をいれると「パリン!」となる。300℃以上に熱せられて、150気圧になっている圧力容器が、地震などの事故で急速に冷却しなければならない時に冷却すると、脆性遷移温度」の98℃まで冷やしただけでモロクなり「パリン!」割れる?ヒビが入る?壊れる心配があるらしい。そうなったら放射能は止められない。
そりゃまずい。九州に人が住めなくなる。日本だけでなく韓国も近いしヤバクなる。
(意見がよせられ以後の数ページを一部変更しまました)