サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

五木村の再生について議長さんと懇談


 5月29日は、仁比そうへい参院議員と共に五木村を訪ね田山淳士議長と五木村の再生について率直に懇談しました。  
 議長さんは、ダムに翻弄された村の歴史、国と県に何回も何回も約束を破られたと怒り心頭に語られました。「前原大臣は、ダム中止の『モデル村』にすると言ったが、具体的なものはなにもない」と憤られました。民主党政権は選挙の時に訴えたことを守り、村の再生に責任を持つべきと強調されました。
 代替地の新しい頭地地域は、役場や森林組合、住宅地、道路が整備されていました。「若い人がいない」「これから村はどうなるか?」と議長さんは心配されます。
 仁比参院議員は、再生振興にむけた新しい措置法の必要性について語り、上流域の五木村の再生と、中・下流域のダムによらない治水を同時平行で国がやらなければ打開できないと語りました。また仁比さんと私は、林業による村の再生を訴えました。ダム中止の村や町を再生させる全国のモデルとして民主党政権が進めるべきです。管直人財務大臣が熊本の選挙の応援演説で、ドイツ林業の話しをした事を私も聞いた事があります。ドイツは木材自給率100%、関連業種の雇用が自動車の2倍の140万人になっています。輸入外材多くは、自然林の熱帯雨林、シベリア寒帯林、自然を破壊しながら、国内の森林も荒れ放題では話にならない。国の林業政策の転換の転換が必要です。
 この日は、法律後援会のつどいもあり、出席しました。
 今日と昨日は熊本市の3号線、電車通り等で夕宣、計17回行いました。何人もの知り合いにも声をかけてもらいました。演説を終わるのを待っておられた男性は、「民主党はダメばい。頑張って!」「弱いものいじめの政治を変えて」と話されました。