美しい球磨川・不知火海を取り戻そう!
瀬戸石ダム撤去を求める住民大集会が八代で開かれ参加してきました。
冒頭は共産党の仁比そうへい参院議員の力強い挨拶でした。
瀬戸石ダムは、球磨川中流の芦北町にある発電用ダムで、電源開発?が運用しています。
荒瀬ダムが撤去中のため、残るこのダムが撤去されれば、川辺川〜球磨川域は、八代海まで遮るものはなくなります。(堰以外)
このダムは建設から60年たち、そろそろ耐用年数が心配になる時期です。
そして水利権が切れる時期を4月にむかえます。
蒲島知事がこれを認めるのかどうかが焦点になっています。
国交省は、川辺川ダム建設もあきらめきってはいないし、立野ダムの建設も急ぎたいため、荒瀬ダムにつづくダム撤去の流れは、大きな障害になると考えているようです。
そのため自公安倍政権・国交省は「更新許可が妥当」見解を蒲島知事につたえて、圧力をかけています。
瀬戸石ダムは、地域住民や川から海にいたる漁業者も撤去を求めています。ダムが撤去されれば、清流がよみがえり、ラフティングなどの観光も増えるでしょう。
ダム湖には膨大な堆砂があり洪水の原因になっています。
また老朽化しているため、持ってあと20年、壊れる心配もしなければなりません。ならばいっそ撤去した方がいいと思います。
撤去には、もちろん費用がかかります。いつになるにしても費用はかかります。
ダム撤去の費用は、ダムで利益を上げてきた電源開発が原価償却費として蓄えていると思います。ですよね?