サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

熊本県の大争点−立野ダムの是非

 参院選も後半へ。比例。選挙区、
 熊本県から、わずか1人、県民の代表を、いま選んでいる。
 熊本県の争点として水俣病の問題や有明海の再生など様々ある中で、立野ダム建設の是非は、大きく浮かび上がせるべき問題だと思います。
 世界一のカルデラを持つ阿蘇、そのカルデラの唯一の切れ目、白川が流れる自然雄大な立野峡谷と原生林の地に、90メートルのコンクリート構造物のダムを作っていいのか?
 新聞もテレビも、今回の選挙の重大争点として、ぜひ県民に問うてほしい。問うべきだ。
 洪水対策が理由となっているが、果たして役立つのか? ダムの安全性、自然破壊や環境への影響、観光やジオパーク認定などへの影響なども懸念される。
 収入が減り続け、更にあいつぐ庶民増税で苦しんでいる。増税は国家の借金が解消のためと説明されてきた。
 大型開発のムダ使いを続けてきた「日本を取り戻す」自民党。国土強靭化計画で莫大な税金を使おうとしている。
 立野ダムに、約1000億円も血税を費やす必要があるのか?ないのか?
 県民に投げかけるべきは、メディアの責任だ。
 
 民主党は、ダム推進に転換し、いまは自民公明が推し進めている。公報で反対を名言しているのは日本共産党であり、山本のぶひろさんだけだ。