参院選も後半へ。比例。選挙区、
熊本県から、わずか1人、県民の代表を、いま選んでいる。
熊本県の争点として、水俣病の問題や有明海の再生など様々ある中で、立野ダム建設の是非は、大きく浮かび上がせるべき問題だと思います。
世界一のカルデラを持つ阿蘇、そのカルデラの唯一の切れ目、白川が流れる自然雄大な立野峡谷と原生林の地に、90メートルのコンクリート構造物のダムを作っていいのか?
新聞もテレビも、今回の選挙の重大争点として、ぜひ県民に問うてほしい。問うべきだ。
洪水対策が理由となっているが、果たして役立つのか? ダムの安全性、自然破壊や環境への影響、観光やジオパーク認定などへの影響なども懸念される。
収入が減り続け、更にあいつぐ庶民増税で苦しんでいる。増税は国家の借金が解消のためと説明されてきた。
大型開発のムダ使いを続けてきた「日本を取り戻す」自民党。国土強靭化計画で莫大な税金を使おうとしている。
立野ダムに、約1000億円も血税を費やす必要があるのか?ないのか?
県民に投げかけるべきは、メディアの責任だ。
民主党は、ダム推進に転換し、いまは自民公明が推し進めている。公報で反対を名言しているのは日本共産党であり、山本のぶひろさんだけだ。