「サスティナビリティ」考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

ホットアース

 今日、久しぶりに洗車。しかし下半身だけ。電気系統は水に弱くてしばらくダメのよう。
 11月も中旬なのに、今日も暑いですね。
 さて地球46億年の気候大変動のつづきです。私の学習活動にしばらくお付き合いを。
 この本で横山祐典教授は、今年、発表された研究なども紹介されていて勉強になった。

 たとえば、先日、ニューズウィークで紹介した「ホットアース」。
 このまま進めば「温暖化」程度ではなく、「灼熱地球」という新しいステージに変わり、産業革命以来4〜5℃も高い平均気温で安定するという予測だ。(ストックホルム大の研究)
 東京は、沖縄並みの気温になって花見も紅葉もなくなり、雪はめったに降らない地域になり、北海道が今の九州ぐらいの気温になるかもしれない。

 台風や豪雨はもっとひどくなるが、最大の問題は、海面上昇だろう。研究チームは、ホットアース状態になると、今より10〜60メートルも上昇するという。えらく幅のある話だが、グリーンランド西南極の氷床の脆弱性にかかっている。
 研究が進むにつれて、氷床の気候感度が高い事が分かってきている。
 10メートル以上も海水準が上がると世界の大半の都市は水没する。膨大な人口移動が始まるが、人々は仲良く土地を分ける事になるだろうか。
 ウチの借家の海抜は6メートルぐらい。私が生きているうちは大丈夫。しかし孫の世代になると大変だろう。もちろん、責任は、いま生きている私たちにある。
 問題は、時間と感度。産業革命以来、今より0.5〜1℃上がれば、ホットアースへのスイッチが入り、どうあがいても元に戻れないという。あと10年猶予があるのか?、20年あるのか?やってみないとわからない。ダメな時は、「ハイそれまで」。これが現在進行形の「未来社会」。
 科学者の警告を聞かない人々、政府、経済指導者。「このままでは病気になりますよ」、医者の警告を聞かない患者。
 でも「チクッ」と痛みを感じたら、めまいがしたら、異変を感じたら、素直に病院に行っておとなしく治療を。手遅れになる前に。あなただけの体ではない。
 そう、今のあなた達だけの地球ではない。現在から未来につながる多様な生物種、その一員である未来の人類の地球でもある。