サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

人吉の建設業組合と懇談−”ダムによらな治水対策”予算措置を

 
 23日、南部地区の笹本サエ子八代市議、本村令斗人吉市議らと、八代の国交省九州地方整備局を訪ね、1月に行った川辺川・球磨川の現地調査をもとに、ダムによらない治水対策をすすめるための申し入れを行いました。
 25日には、人吉の建設業組合を本村人吉市議らと訪れ、味岡建設の副社長さん、丸昭建設の社長さんと懇談しました。
 ダム建設推進の建設業者とダム反対の共産党であり、立場は全く逆のはずですが、いまや一致点も多くなりました。地方は仕事が少なくなり、雇用の場が失われている問題はどこでも深刻です。
 国交省に申し入れした”ダムなし治水へ予算を”の話は、地元業者としても歓迎していただきました。ダム反対を訴え政権をとった民主党は今、”ダムなし地治水”に必要な事業には予算をつけるべきと思います。

 大型開発や環境負荷の高いダムには反対ですが、地域住民が望む公共事業、河川改修や学校耐震、特養ホームなど、住民も地元業者も喜ぶ必要なものはやらなければならないと思います。公共事業の中身、発注先を切り替えることが地域経済のためにも大事だと思います。
 私も高校時代に、バイクを買うため、夏休みの猛暑に「土方」のアルバイトをしました。ガケ崩れ対策の工事でしたが、今でもその道路を通るたびに、自分もかかわって、何か人の役にたったような誇りのようなものを感じるものです。