「サスティナビリティ」考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

ダボス会議-グレタさん

 今日、九州は雨と突風で春の嵐みたい。1月なのに春雨前線がはりだした感じ

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 オーストラリアの森林火災もあり今年は、CO2濃度は昨年より2.74ppm上昇し、史上最高の414ppmに達すると見込まれる。(英気象庁-以下「赤旗」)
  驚くべきことだ。
 IPCCは気温上昇を2℃以内、できれば1.5℃以内をめざしている。2℃に押さえるためのCO2濃度は450ppm以下が目標とされていた。こんな上昇率では1.5℃になる頃、おそらく10年後あたりに、CO2は2℃に相当する450ppmを突破しそうだ。
 450PPMで1.5℃上昇、CO2濃度の上昇に気温上昇が追いつかない感じだ。科学者も驚愕するだろう。

 
f:id:adayasu:20200127213737j:plain 世界経済フォーラムダボス会議)が終わった。
 グレタさんらの訴えにもかかわらず、経済界の指導者らは、このまま、「豊かな欲望社会」と「際限のない経済成長」を選択し、人類の絶滅へと突き進もうとしてる。
 欲望に目がくらんで、進んでいる現実を認識できない人々。愚かすぎる。

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飛行機には乗らない事にしよう

 海外旅行には、一回も行った事がないので、1回ぐらいは…とカミさんと話していたが…。
 行くならば、北欧にいってフィヨルドを見てみたいと思ったが、カネと期間の関係で難しいか…。
 ならばスイスぐらいに行って山を見るのと、氷河後退の現状を見てみたい気もしていた…。
 カミさんには悪いが海外旅行はやめにしよう。
 これから飛行機には、乗らない事にしようと思う。
  どうしても行きたい外国があるわけでもない。

 昨年、グレタさんは、国連・米国に行くのにヨットを利用した。
 帰りも、スペインのCOP25に立ち寄るため太平洋をヨットで渡った。飛行機に乗らない事は、実質的な環境負荷よりも、本人の信条による象徴性にあると思う。そんな姿をニュースなどで見て、「そうね…」程度に見ていた。
 でも、グレタ本を読んで、ちょっと思いを変えた。海外に行くなら、せいぜい韓国に船で行くぐらいか。
 東京に仕事で行くことがあるかもしれないが、新幹線を使う事にしよう。
 沖縄に行く必要があるとすると、どうするか? 船では行けまい。
 南西諸島への自衛隊の基地建設の関係で、調査や現地の人たちの話を聞くため、石垣や宮古島や与那国に行ってみたい気がする。
 とりあえず、そんな時以外は、飛行機に乗るのをやめるとしよう。

f:id:adayasu:20200126203550j:plain:w250:right グレタさんの母との会話はこうだ。たぶん14歳か15歳の頃。(本より引用)

グレター「ママのような有名人と環境の関係って、ジミー・オーケソン(極右党首)と多文化社会の関係みたいなものね」
母- 「そうはいっても、私だって病気になるかもしれないし、人気がなくなるかもしれない。そうしたら一銭もお金が入らないのよ」
グレター「気候のために立ちあがった有名人がいる?世界中を飛び回る贅沢さを捨て去る覚悟があると言った有名人がいる? ひとりでもいるなら名前を挙げてみて」
母ー 「ほかのことのために闘っている人はいるわ」
グレタ―「じゃあ、彼らが闘っているものを何か挙げてみて。気候危機って、未来を修復できない核戦争みたいなものだけど、それ以外の事で何を?」

 グレタの母は、有名なオペラ歌手。3年前に日本に来て歌を歌いテレビの収録をしていた。その時の母のインスタグラムの写真を見ながらの会話のようだ。
 ストックホルムと東京間の総往復フライト時間は約25時間。その間の二酸化炭素排出量は、5.14トンらしい。
 バングラシュッシュ人の1年間の二酸化炭素の平均排出量は0.5トンだそうだ。
 二酸化炭素排出量の多い私たちの仕事や旅行が原因で、バングラディッシュの人たちが海面上昇で土地を追われ、猛烈なハリケーンに襲われる。彼らと彼らの子どもがちに、なんの罪があるだろうか。未来の子どもたちにも。
 そんな事実を認識すると、平気ではいられない。加害者の立場にいる事を知った以上、できるだけの事はしたいと思う。いわゆる〝飛び恥″
 認識すらできない大人がいるとすれば、それは不幸な事だろう。

気候階級闘争

 昨年、知った人で私にとって歴史的と思える人は2人。
 ひとりは、環境活動家のグレタさん。もうひとりは斎藤幸平というマルク主義の学者さん。↓この方です。


 気候危機の問題、惑星地球と人類の関係性などマルクスの自然観を今日に発展させています。
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 私が十数年、探し求めていた考え方です。まだ、今から私も勉強です。
 斎藤さんは、最近、新聞や雑誌、ラジオなどで目に耳にするようになりました。
 いまどきマルクス主義者、しかも33才なんて驚ぎです。著作もまだ2冊程度。マスクスの新メガ版発行にもドイツでかかわっていたようです。
 米国のサンダースやEUほか、グリーン・ニューディール政策の考え方はいろいろあるようですが、「資本主義」的でないグリーン・ニューディールです。
 少なくとも利潤主義でない、地球と生態系の許容範囲に人間活動を制限するシステムを構想しているように思えます。
 なにせ「気候階級闘争」なる発想をもっておられます。
  「世界の環境プロレタリアートよ団結せよ!」みたいなカンジ。
 エコロジカル・マルクス主義社会主義)に関心のある方、下の動画をご覧ください。
www.youtube.com
 

温かすぎる1月-気温20℃

 暖冬で
f:id:adayasu:20200123164026j:plain:w200:left 暖冬ですね。
 昨日、16:40で、ほぼ20℃ですから。
 1月なのに。
   温暖化です。
 けど、日本の冬が温かい時は、北極海の海氷をそれほど小さくなっていないので、
  まだ、多少はマシです。
 アルベドフィードバックが強くならないから。
 日本中が温かく、野菜が大きくなりすぎて、値段が安すぎて、農家のみなさんが困っています。
 ウチの野菜、ダイコンはそろそろ収穫時です。
 白菜は植え付けが遅すぎて、まだ巻きません。
 キャベツも同様。
 ブロッコリーは、あと少しで食べられる。
 ホウレン草も、もう少し。
 さやエンドウは、花が咲きましたが、まだ実はつけていません。
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山本良一東大名誉教授 講演-気候非常事態宣言

f:id:adayasu:20200123205826j:plain:w350:right 今日は先日お知らせしたように、山本良一東大名誉教授の講演があり参加しました。
 (講演会実行委員会の主催)
 「世界に急速に広がる気候非常事態宣言と日本の対応」が講演のテーマでした。
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 私は山本氏の著作は、初版時に3さつとも読んでいました。
 最近だされた「気候危機」(岩波ブックレット)を、孫たちへの「私の遺書」のようなものと紹介されました。
 この課題に科学者として長く取り組んでこられた山本氏としては、この1、2年の世界の動きが劇的と思える変化である事を強調されました。
 グレタさんの「学校ストライキ」に端を発したグローバル気候マーチなどの運動、世界の自治体に広がる「気候非常事態宣言」など、急速な動きが広がっている事をスライドで紹介されました。
 実行委員会で動画がアップされると思いますのでお楽しみに。
 4~5月にかけて、もう一回、山本名誉教授の講演会を、今度は大規模に計画される予定です。その時はぜひ、誘い合ってご参加ください。
 今後の運動について、特に自治体への働きかけについて、メンバーのみなさんと話し合いたいと思います。(お疲れ様でした)
 政府・経産省と財界の「やっているふり」暴き、日本政府の姿勢を変えるしか道はない。必要なら政権交代を。そのためには、住民に身近な自治体を動かすしかない。様々な下からの運動が決定的ですね。

気候のための学校ストライキ

f:id:adayasu:20200122200530j:plain:w300:right 昨日のつづき「グレタ たったひとりのストライキ」の引用・紹介です。(写真:ストライキを行いながら勉強するグレタさん。同書より)
 学校ストライキを行う事についてグレタさんは一人で決めていた。まだ病気のため、家族とも十分には話もできなかったころの事だ。
 気候変動問題に関し、グレタさんは両親よりも知識が深く聡明だった。自分で調べ、学んだから。だから、「親の言いなりで…」という批判はまったく間違っている。

 ストライキを実行に移す前、父スヴァンテと想定問答を行っている。大人やジャーナリストのどんな質問にも自分で答えるためだ。父に質問もさせている。たとえば、
 父---「あなたのご両親がこうしなさいと言ったのですか? この質問はちょっちゅうあるぞ」
グレタ-「それなら、ありのまま答える。両親を感化したのはわたしであって、その逆ではありません」
 ――この手の質問も今でもあふれているし、この本を読んだ人は別として、これからもつづくだろう(私)―

 父---「じゃあ、私たちはとうしたらいいんですか?」とか、「一番重要なことはなんですか?」は、しょっちゅう飛んでくるだろう。
グレタ--「でも、現行のシステムの中に解決策はないよ。私たちにできることは、危機を危機として扱いはじめることだけ」

 こんな会話もつづいている。
グレタ-「問題の深刻さがわかっていない人には、気候のためのストライキは全然、理解できないと思う」
 「ほとんど誰も知らないんだから、ほとんど誰も理解できないね。私、きっとものすごく嫌われるだろうな」
 「排出量のカーブを下げなければならないときまで、あと2年しかない。だから、いますぐ何かが始まり、来年の春までには変化が起こらなくちゃ。何かとてももなく大きくて、予想もしなかったようなことがね」
 こんな会話をしながら、2018年8月、15歳の時に、学校ストライキをはじめた。(お父さん、リッパ♥)


 

グレタ たったひとりのストライキ

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 この本は、グレタさんの母親が(夫と娘2人と)書いた本だ。
その人マレリーナ・エルンマンは、スウェーデンのオペラ歌手。環境問題をきっかけとしたグレタさんのアスペルガー症候群、妹ベアタも不安定になり、病気と悪戦苦闘する夫婦の体験が書き出しになっている。
 何が正常で、どっちが病気か分からない。子どもが〝王様は裸だ″と声を上げるまで、裸の王様は正常とされていた。
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 発端は授業だったようだ。世界中の海に浮遊する大量のごみにかんする映画を見たことからはじまった。グレタさんは映画を見ながら泣き続けた。それ以来、食べ物が食べられなくなった。子どもが食べなくなる事態、やせていく姿、親は途方に暮れる長い年月。苦しかっただろう。
     www.youtube.com
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 気候変動、地球システムの攪乱、今、七転八倒の苦しみだが、人々は〝地球は美しい“としか、語っていない。
 では、また明日。
 

グレタ たったひとりのストライキ

グレタ たったひとりのストライキ

 
 

安全保障-今、起きている脅威は?

 日本は自らしかけた戦争で負け、主要な相手国米国と結んだ日米安保条約を岸内閣の時に改定した。それから60年。
 安全保障とは、脅威に対抗するものだ。
 当時、政治も経済も異なる体制の違いが対立した冷戦時代とちがい、今や各国にとっての脅威は大きく変わった。
 対立しているように錯覚させられている米中、日中も部品供給から商品、投資まで依存関係にあり、小さな国や集団を攻撃することはあっても全面的な戦争にはなりえない。狂暴な米国と抵抗するイランの関係で、互いは微妙に冷静さを保っている。
 今や脅威は変わった。
 止まることのない海面上昇の脅威はそのひとつだ。各国の軍港(民間)は護岸工事を続けなければ寄港できないし、整備や維持管理するための都市そのものを堤防で囲む必要に迫られる。今後80年で1㍍、更に1㍍、更に、と。領土争いをしている間に、都市部の広大な領土を水没して失う。砂漠化が広がり、また洪水に飲み込まれる。人が住めない土地が広がる。水がなくなり食糧生産ができない土地が増える。
 ンな時に、他国の脅威をあげつらっている場合か。
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 で、今日16:30頃、我が家の上空を米海兵隊オスプレイが2機飛んでいった。大きな音だったので、カメラもって飛び出したがうまく写せず。
 民家の上空は、飛ばない約束でなかったか。熊本市の上空を堂々と飛ぶなんて…。
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 オスプレイ陸自との訓練は19:30までとあり、もどってくる熊本空港・高遊原分屯地に出かけた。
 空港に着くとオスプレイは着陸しており、エンジン音だけ聞こえてくるだけ。もう少し明るいと思っていたけど空港は暗くなっており夜間撮影方法を知らなかったので音と光しか撮れなかった。ちょっと勉強したので再挑戦。
 民間航空機が離発着する熊本空港を、今後、オスプレイが訓練のために頻繁に使う事になる。しかも陸自が米国から買う17機のオスプレイも、やがて飛ぶことになると思うと危険極まりない。蒲島知事はオスプレイに体験搭乗して安全宣言の広告塔になった事もある。
www.youtube.com

オスプレイ来るな!日米共同演習反対集会

 今日は、オスプレイ来るな!日米共同軍事演習反対 山都地区集会があり山都町まで行ってきました。
 会場について驚いたのは、右翼の街宣車が4台も止まっていた事です。
 警察さんに聞くと対処しているとの事で、街宣車は音を出しながら会場から出ていき、私たちとのデモと出会うこともなかったので一安心しました。
 日米共同演習はすでに始まっていて、米海兵隊オスプレイ4機がやってきています。
 演習はどんどんエスカレートしており、夜間の無灯火の訓練までやっています。また熊本市の上空も飛んだようです。
 今回は熊本空港・自衛隊高遊原分屯地が離発着場所との事で空港利用関係者も不安感がある事でしょう。
 しかも問題は、海兵隊は日本を守る部隊ではなく、他国を攻撃する部隊なので、オスプレイもその目的の兵員輸送機なので、それとの自衛隊の合同訓練なので目的に強い疑念があります。
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 デモを行った街中は、「八朔祭り」の飾りものがあって山都町らしい雰囲気でした。
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 これがですね、、「阿波踊り」女性三体。スゴイつくりです。
 しかも下の表示が、
 消費税増税 あわ 吹く国民
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気候危機プレゼンやりました。

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 お知らせのとおり、今日は、私のブロク10周年記念の祝う会を、私の方から求めて祝う会を押しつけた格好です。
 でも、温かい友人たちは、断り切れず、或いは単に飲みたいからと、集まってくれました。
  感謝です。
 で、思いっきり、自分の今の考えを話す事ができて、感謝しています。
 地球システム・気候危機問題です。
  ありがとうございました。
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 でもですね、私ごときに、温暖化問題で話をしてほしいとの話が来ていまして、うれしい事です。
 生健会、東部懇、2つ来てます。
 残りの短い人生、仕事とともに、これにかけたい、それが悔いのない人生と、思っています。
 つたない話になりますが、重要な話です。気候危機、地球環境問題で話を聞きたいとの思いがあれば連絡ください。出かけていきます。
 ありがとうございます。
 今からでは、子どもたちや未来の人たち、絶滅していく生物たちに、つぐなうことができない加害者ですが、残りの人生、できるだけの事はしたいと思います。
 民主主義と権利を、平面でなく、今生きている人の権利だけでなく、今は権利行使できない未来の人たちの時間軸、生態系にも広げたい、その観点で、現代人が今を生きるべきと、残りの人生を見据える64才になった私の思いです。

グローバル気候マーチ熊本 会合

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 今日は、グローバル気候マーチの会合があり参加。
 最新の気候危機の動画を見ました。
 新しい人が2人参加。一人は若い女性さん。
 友達のインスタを見て触発されたとのこと。
 もう一人、男性さんは、元旦のNHKを見て、グレタさんの本を読み考えが大きく変わったと。
 少しずつ、広がってはいる。次は、下の講演会です。
 ぜひ、ご参加を!
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次世代自動車産業

f:id:adayasu:20200116211701j:plain:w200:left 2022年の次世代自動車産業(田中道昭著PHP)を読み始めた。
 2018年6月の発行なのでこの2年近くの間に、自動車産業はさらに変化しているでしょう。
 驚いたのは、電気メーカーのソニーが自動車(電気)のモデルを発表したことです。
 さらに驚いた事は、トヨタが街を造るという事だ。
 自動車産業や運転という常識がくつがえる事態が進んでいる。
 少しずつ紹介していきたい。
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www.watch.impress.co.jp
www.youtube.com
 近未来を描いたような動画ですが、確かにこんな都市がひとつ、ふたつと増えていくのかもしれません。
 これからいわゆる自動車産業はなくなっていくでしょう。
 自動運転(音声認識ロボット)で単なる移動空間となり、その中での時間の使い方も、景色を見るでもよし、仕事をするでもよし、食事やシアター、何をしてもよい移動空間として。
 ただ日本は後発で、先を行く米BAFAや中国BATHに追いつくために必死の状態です。
 アップルは、Icarを造ろうとしているし、グーグルもアマゾン、さらに中国勢も自動運転車を造って走行実験を繰り返し、データを集めてAIに学習させている。
 便利になるかもしれない。交通事故が減るし、環境負荷が少なるかもしれない。全く新しい社会になるかもしれない。
 だが問題は所有だ。生産手段は資本家のもの。生産物である商品を市民が所有できるだけの賃金が保障されるだろうか?
 生産手段の主要なひとつとなりつつあるデータ。
 ICT、IOT-インターネットを使ってモノを動かせば、そのデータはプラットフォーマーに所有される。お金を払えば便利は提供されるが、個人向けの情報は集積され、AI+アルゴリズムで、広告だろうと、行き先だろうと、買い物や映画・音楽、趣味から恋人の紹介まで、よりよい提案をしてくれるかもしれない。その提案も、生産手段の所有者の所有だ。