今日の「赤旗」日刊に気候ネットワーク代表の浅岡美恵さんのインタビューが載っている。
COP26で島しょ国から、「今、私たちはとても深刻な被害の下にある。1.5度は何とか生き延びられても、2度は死刑宣告」という発言が出された。今は、島しょ国の深刻な訴えだが、やがて多くの国、すべての国が同様の影響を受けることになる。
COPの会議で1.5度に抑える確認がされたことは一歩前進だが、望むほどの合意には至らず、途上国にとっては「死刑宣告」に近いという思いだろう。
浅岡さんは、
1.5度にとどめるためのこれからの排出量はCO₂は世界で4000億トンしかなく、年間排出量が330億トン程もあるの、であと10年ぐらいでそれを超えてしまうと指摘する。
日本では、残り世界人口比では約65億トンで、年間11億トンも排出しているのであと、5~6年分しかない。
2030年46%削減、2050年ゼロを掲げるのに、石炭火発の建設をつづけている。
とんでもないまやかしだし、国民の無関心も際立っている。 なんとかしなければ。