22日の「赤旗」に元文科事務次官の前川喜平さんのインタビューが載っている。
総選挙後の新しい国会の構図が決まり、自民も維新も一気呵成に改憲へとすすもうとしている。
国民の中に、憲法の位置づけと一般法の関係が十分理解されていない。
それが主権者ひとりひとりの自覚も弱い。
憲法を変えるよりも、現にある憲法をしっかり守り、社会に活かすことこそ大事。
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自民党は憲法に緊急事態法を書き込もうとしているがとんでもない。
だいたい自公政権は、コロナ禍の緊急事態に右往左往してまともな対応ができなかった。
コアベノマスクを配り、全国一律に急に、学校を休校させた。
感染拡大が懸念されている時にGOTOキャンペーンをおこなった。
オリンピックの開催も同じ。感染しても医療が受けられず自宅放置を余儀なくされ、亡くなった人も少なくない。
憲法を変える前に、非常時や緊急時に、他国のようにキチンと対処できることが先だ。