体調を理由に安倍総理が辞意を表明した。
もう少し頑張ってもらいたかった。
安倍政権には感謝したい。
私に立憲主義のなんたるか? を教えてくれた人。安倍氏が自民改憲草案をまとめ、立憲主義を破壊しなければ、何十年も運動していながら憲法論の本質を私は知らないでいた。
憲法学者の小林節さんが「改憲」論者から、野党共闘の側に走ったのも安倍首相の安保法制強行があったからだろう。
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解散総選挙が近まったといえる。
本来なら彼の政権の下で、国民が衆院選で長期政権の審判を下すべきだった。
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自民党政権にとっては、行き詰った安倍・自民政権の審判を問うことなく、新しく出発する総理の政策の是非を問う形になると思う。新政権へのご祝儀もプラスされるだろう。
選挙はいつも、政権政党に有利なカタチで行われる。
NHKは安倍会見前から延々と、自民党広報の役割を果たしている。権力と言うものはそういうものだ。
ここは野党が強くなる以外に変革はできない。市民+野党共闘に期待するしかない。