元特捜検事の郷原信郎弁護士が各革新懇新聞に登場し、検察の定年延長は絶対に許されないと語った。
郷原さんは問題の東京高検検事長の黒川弘務と任官同期で親しくしていたそうだ。黒川氏は検事には珍しく社交性がありひょうきん、冗談もうまかったという。
今の司法の問題点として、起訴された刑事事件の有罪律は99%以上で、検察がやると決めたら全て正義になり、裁判所は歯止めになっていないという。
たしかに。それに冤罪も多く、それに対する反省もかなり弱い。
現職検察官について言いたいことは?の問いに、郷原さんは、
検察官は自らの信念と良心に基づいて仕事をするべき職業、「この問題は社会との関係でどうあるべきか」自分の頭で考えないといけない、と語る。
検察庁の定年延長問題は、黒川検事長のかけマージャン問題でとん挫することになるだろう。これを機に、司法問題に関心を持ち、検察の改革へと踏み出すべきだろう。
黒川氏への処分は甘すぎる。退職金は支払うべきではない。記者の癒着も問題で取材あり方も問題にすべきだ。
同時に安倍首相の責任は重い。黒川氏の違法・違憲の定年延長が出発点だ。そんな事がなければ、黒川氏は普通に定年し、今ごろ悠々自適な生活を送っていただろうに…。麻雀でもしながら…。(賭け事はいけません)
森友問題の佐川氏につづく忖度官僚の犠牲者となった。安倍政権に審判を突き付けるのは国民の責任だ。
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