サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

パリ協定に背く日本政府

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 日本は地球温暖化対策の「パリ協定」に基づき来年提出する温室効果ガス削減目標について、これまでと変わらず30年度に13年度比ー26%とすることにした。原発だよりで、原発再稼働が進まない事が要因とし、そもそも間違っている。
 1.5℃以下に保つためのIPCCの報告は、2010年比で45%削減、2050年で排出ゼロとなっている。
 だいたい温暖化対策を理由に原発を増やしながら、事故を起こしたのに、再稼働を強めながら温暖化対策を遅らせる。
 石炭の発電を増やしながら温暖化対策を遅らせる。いずれも短期のもうけのためだ。世界が石炭発電から投資を引き上げて、長期的な利潤のために再生エネに変えている時に。
 関西電力のように電力会社のカネが行政にも政治家にも地域にも回っているから原発推進、そんな仕組みに甘んじている国民、情けない。