
- 作者: ピーターワダムズ,武藤崇恵
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2017/11/27
- メディア: 単行本
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さらに夏の3~4ヶ月、海氷が消滅する日もくる…。
今、私たちが知っている北極はなくなるという、地球温暖化、そのシステム、フィードバックの話です。
急いで回避しないと、「未来はやってこない」可能性が日々高まっている。

著者のピーター・ワダムズ博士は、長く北極を観測し、研究してきた人だ。
安全保障⇒、米国がどうの、イランがどうの、中国、北朝鮮、日本……毎日、軍事的な面ばかりのニュースを垂れ流す。
現在進行中のぬきさしならない最大の脅威は、惑星地球だ。
現れの違いはあれ、とまらない気温・海水温上昇、海面上昇、海洋酸性化、水・食料危機、森林破壊、生物種の大量絶滅だ。
しかも脅威の相手は、豊かなくらしを営む国民を中心とした人類そのものだ。
北極の気候フィードバックについて、明日から書いてみたいと思います。
まず、アルベド・フィードバック。