こちら北極のグラフです。
気になる両極の氷の面積。
最近ずっと北極海の海氷の面積が小さいです。
この時期としては史上最低です。
10月30日で約690万平方㌔メートル。
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グラフを見れば明らかです。
冬にかけて海が氷ついて海氷面積が広がるはずですが例年に比べ極端に小さい。
図を見ても、黄色い線が1980年代の平均ですから、かなりのものです。
太平洋側と大西洋側から暖かい海流が流れ込んでいるのか凍っていません。
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こちら南極です。
この時期、南極は冬から春にかけて氷が融けゆく時期です。
グラフのように、冬場の海氷の張り出しが弱いまま、氷が融けていっています。
本来なら南極はあまりにも寒いので、温暖化が進むと氷が増えると言われています。
しかし棚氷が崩壊しているのか、海水温が高いのか、今年は極端です。
氷の面積は1650万平方㌔メートル(10/30)ほどで、史上最低です。
(JAXAより)
北極も南極も両方とも海氷が極端に小さいのは、初めてではないかと思います。
来年にかけて海面上昇が進むかもしれません。
惑星地球にとって大変な事態なのに、この問題でのニュースや情報がないのが不思議でたまりません。
米大統領が反対と言っているなかで日本はTPPを急ぎ、世界が温室効果ガス排出削減の「パリ協定」が近く発動するのに、日本はまだ批准もしておらず、やっと衆院で審議が始まったばかりです。安倍政権は、なにを考えているのやら。
デカプリオ―地球が壊れる前に ごらんあれ