昨日、今日の「熊日」記事-「世界の阿蘇」ジオパーク更新初審査(上・中)を読んだ。
最近の「熊日」、意図的なのか? ポイント外しの記事が多いと思う。
ジオパークの再認定の課題として、昨日は、事務局体制、今日は、地元への周知、をあげている。これでは、(下)も期待できない。
自然を守る事を第一とするジオパークなのに、それに反することが新たに行われようといる。なのに、そのことへの言及が全くないからだ。
長陽大橋から見ることができた貴重で美しかった柱状節理、今はもう写真でしか見ることができない。復興のための橋を造るにしても、柱状節理を破壊しない方法もあったはずだ。
それを「熊日」記事は、事務局体制の問題としてのみ書いている。なぜ、地元紙として最初にこの柱状節理の破壊問題を書かなかったのか?
更に問うが、あさって日曜日から本体工事に着工する立野ダムについて、なぜ一言も書かないのか?
ダムの本体の場所には、削られた柱節理に勝るとも劣らない貴重な柱状節理、板状節理が噴火の地質年代ごとに積み重なっている。(写真のとおり)
立野ダムの本体の工事は、この貴重な柱状節理を削ってしまい、二度と見れなくする。ここも壊してはならない貴重な阿蘇のジオサイトだ。同じ、失敗をなぜ黙認するのか?
ここを破壊していいのか?
「熊日」は、この問題は十分知っているはずだ。
国交省や自民党県連を恐れているのかもしれない。
でも、書かなくていいのか?
県民は知らなくてよい事なのか?
この大問題を、知るべきジオパーク委員会に示し、見解を求めたのか?(委員の取材時に)
世界中から観光客が来る世界の阿蘇、国民に、世界に知らせなくていいのか?
地元紙を自負するのに、大事な問題を書かないのに、「熊本日日」―新聞か?と問いたい。
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腹が立つが、
でも、次の記事に、期待はつなげたい。誠実な記者もいるし…。