早く紹介すべきでしたが、なぜか抜けていました。
新外交イニシアチブという団体があります。リベラルなロビー団体といえばいいでしょうか。
代表は猿田佐世弁護士です。
ワシントンで活躍する彼女は、新・真に日本のためのロビー活動を展開しています。
主なものは、沖縄の翁長知事の訪米をセッティングし、あまり知られていませんがそれなりの成果を上げました。
日本は、新聞にもよく登場するリチャード・アーミテージやジョセフ・ナイなど、いわゆる「知日派」と称される人たち操られています。いわゆるジャパンハンドラーと言われる人物たちに。
彼ら保守系シンクタンクの人物が何か言えば、日本のメディアが「知日派」の意見として、米政府の意志のように、大々的に紹介・宣伝して世論をつくります。
そのあと押しで、自公政権が法案を準備し、成立させるという流れです。集団的自衛権やTPPなどがその良い例。いわば外圧製造機です。
猿田氏はこれを「ワシントン拡声器」と呼びます。日本国民の声がゆがめて伝えられ、米政府の政策決定がされている問題を指摘します。
ならばと、日本国民の本当の声をワシントンに届けるため、米政府高官や議員、有力者とのアポ取りに奔走する。
さらに猿田氏は、日本政府はこれらのシンクタンクに多額の資金提供をしている実態も暴いています。
新しい日米外交を切り拓く 沖縄・安保・原発・TPP、多様な声をワシントンへ
- 作者: 猿田佐世
- 出版社/メーカー: 集英社クリエイティブ
- 発売日: 2016/10/26
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