写真を見れば、熊本地震の揺れが立野峡谷でいかに大きかったか、わかります。
白川の鮎帰の滝の周辺の山腹崩壊です。こんなところが崩れるなんて想像もできなかった。
鮎帰の滝の下流もあちこち崩れています。
4枚目からの写真は2年ほど前に、鮎帰の滝に下りて、下流へと下ったキャニオニングの時の写真です。きれいな自然です。
でも今は地震で崩れ、地肌が見えている、これも自然です。そして地肌は、柱状節理です。わたしなんか、いつ頃の噴火の溶岩だったのだろう?と想像してしまいます。でも、やがて植生が生い茂るでしょう。
以前の姿と比較してください。
天を仰いでいる赤いヘルメットが私です。
しばらくはキャニオニングもできないでしょう。残念。
こんな状態なので、立野ダムは危険です。試験湛水、あるいは目的の洪水調整時、この辺りまでダム湖のなっていた時に、このような土砂が湖面に流れ込めばどうのるのか? 空恐ろしい。土砂崩れはここだけではない。