サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

民主党は消費税10%増税凍結、安倍首相より先に打ち出すべき

 今日の「朝日」の2016参院選(上)みて、やはり…と心配になってきた。(引用・紹介します)
 改憲への道 首相 着々 とあり、「3分の2」確保、現実味 と見出し。
 安倍首相が悲願の憲法「改正」へ、国民より強い執念を持ち、着実な手をうってきている。
 「大きく取りこぼさなければ、3分の2に届く可能性はある」と、官邸関係者の話を、記事は紹介している。
 その大戦略が、やはり衆参同時選挙だ。
 その解散の名目が、「消費税増税を先送りして解散という布石ではないか」と副幹事長の見方を紹介する。再々先送りの増税延期の真を問い、争点設定をする戦略だ。
 増税先送りならだけなら私も賛成する。安倍首相は、2014年の暮れの解散・圧勝と同じく、二匹目のドジョウを狙っている。
 消費税増税延期の理由を、伊勢志摩サミットでの世界経済論議の中で打ち出そうとしていると、記事は書いている。
 なるほど。リークやらなにやら解散風の醸成も極めてじょうずだ。
 ただ、野党も統一して安倍自公政権に立ち向かう動きを強めている。
 その共闘いかんでは、安倍政権も大打撃を受ける可能性もある。

 で、野党第一党の出番です。
 安倍首相が打ち出す前に、民主党が「消費税10%増税凍結」を強烈に打ち出す。共産党ほか野党がこれで足並みをそろえる。
 先に「増税凍結」を主張すれば、今の経済状態だし、国民は大歓迎する。
 安倍政権が解散の理由に「増税延期」使うにしても、民主党や野党共同の主張を受け入れたとなり、国民は野党の主張を支持することになる。
 それで安倍さんいは、解散をやってもらいたい。
 いかがでしょう? 民主党さん。
 3党合意に反して、自民党が一回延期、今度は民主党が提起しても、ぜんぜん問題ない。
 仮に、安倍自公政権が消費税増税を強行しようとするなら、それで追い詰めればいい。