サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

憲法違反解散・総選挙

 総選挙、様々な争点があります。
 で、わたしですね、結局ですね、憲法の「改正」問題が最大の争点だと思うんです。
 未来からみれば、そうなる気がします。安倍総理がなぜこの時期に解散・総選挙か? 
 勝てるからです、次の4年間、政権が担当できる、この時期に何をやるのか?
 去年、今年やってきたこと、秘密法であり、集団的自衛権閣議決定など、安全保障=戦争にかかわる事です。
 やはり安倍晋三氏の最大の狙いは、憲法の改悪です。4年間でこれをやって、これで名を残したい。
 加えて、今回の解散、はたして憲法上、認められるのか?これも問われるべきと思います。
 7条解散ですが、首相を選出した国会議員、反対した議員も、国民が選んだ議員、4年の任期だったものを剥奪できる。
 これ「総理の専権事項」のコトバで当然のようにされていますが、問題ありです。国民が選んだ国会議員の首を切るには、それに見合う理由が必要です。
 首相と、国会議員が対立して解消が困難な場合に解散して、国民の判断で、新たな首相を選び出す。
 または、突発的な国政の重大問題が起こった場合に、国民に真を問う必要があった場合は、やむを得ないでしょう。
 今回、消費税10%増税の先送りはどうか?⇒国会は、首相・与党が圧倒的多数で、首相と国会の対立・矛盾はありません。また、国民の多くは、8%増税で打撃を受け、10%増税には反対し、先送りには賛成しており、首相との対立はありません。
 なので、安倍首相の解散の動機は、今が一番勝てるから今、解散・総選挙ということでしょう。
 安倍利、安倍略での解散、これは違憲の疑い大です。

 郷原信郎−衆議院解散は憲法上重大な問題