先日の「熊日」記事。
気候変動枠組み条約の事務局が驚くべき予測を発表した。
146ヵ国が公表した温室効果ガスの削減目標を実行したとしても、今世紀末には世界の平均気温が2.7度も上昇する恐れがあると。
2030年の世界全体の排出量は推定570トン。2℃未満におさえるためには150億トンの削減が必要だが世界全体の削減目標の合計は40トンにしかならない。 今月の30日からCOP21が開かれ、各国の温室効果ガス削減の議論がされる。排出量トップの中国、米国、日本など先進国の本気度が試される。
まだ間に合うと言い続けて、京都議定書の90年から25年もたった。
わたしたち大人は亡くなっているから被害は受けないが、私たちの子どもや孫たちは、大変なめにあうだろう。後につづく世代は、更に困難に直面するだろう。