サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

 世界がもし100億人になったなら

 政治ネタが続きましたが、しばらく、ブログタイトルのサスティナビリティ関連を考察したいと思います。
 「世界がもし100億人になったなら」(スチーブン・エモット著)を紹介します。
 やや絶望的な内容ですが、悲観論の私としては、惹かれます。
 と言うのも「成長の限界」が発表されてから40年たちます。その警告は、話題にはなりましたが、対応すべき行動には移らなかった。
 地球上には何百万と言う生物種がいますが、ただひとつの種、人類だけがわがまま放題に支配しています。これがいつまでも続くはずはない。
 現生人類が生まれたのは20万年ほど前らしい。そしてわずが1万年前に100万人になり、200年前には10億人になりました。
 それから、1960年、私が3才の頃は3倍の30億人になりました。それから53年たった現在、70億人になったそうです。毎年1億人近く人が増えています。

 伸び率は小さくなりますがあと36年で90億人、さらに100億人になるでしょう。当然、ひとりあたりの生産と消費と廃棄も増えるでしょう。
 科学、技術が発達したとしても、限られた地球・生態系サービスです。支配しているつもりでしょうが大いなる勘違い。実は依存して、限界を超えています。
 なんとかしなければ。