昨日のつづきです。2052の著者のランダース氏は、人口の伸び率を低めに見積もり2040年代の初めには81億人でピークとなり下降するとしている。
新興国でも都市化が進み、教育、保険衛星、避妊意識の向上などから人口増に歯止めがかかるとする。そうなることを願うがどうだろうか。
国連の人口統計では、(世界人口)2013年発表の「世界人口展望」(2012年改訂版)では前回の予測値より増加傾向にあり、中位値として2025年に約81億人、2050年に約96億人、2100年には約109億人に達するとの予測がされている。ちょっと甘い気もする。
1802年 10億人 この頃、人口が2倍になるには125年もかかった。
1927年 20億人
1961年 30億人
1974年 40億人
1987年 50億人
1998年 60億人
2011年 70億人
2013年 72億人 私が生まれてから生きている間に3倍にはなりそうだ。
狭い地球みれば、わずか100年人口が4〜5倍も増えるなど異常な事だろう。最近は毎年9000万人以上増え続けている。
GDPと消費の伸びは40〜50年代にピークアウトすると予測、これも比較的低く見積もる。これは人口の伸びを低く見積もってのことだろう。
人類が幾分賢くなっていることも予測に入っているのだろう。だといいのだが…。
それでも現在の2.2倍の生産と消費と廃棄になり、エコロジカル・フットプリント高くなる。