今回の衆院選、自公が圧勝に終わった。
しかし不思議な事がある。
得票を減らしたのに議席は大幅増になった。
小選挙区制度のマジックです。
比較第一党が、得票以上にたくさんの議席を得るこの制度は、圧倒的に大政党に有利です。
中小政党には、得票はあっても議席ゼロにする不公平な制度です。
この制度がつくられた時は、大手メディアが決定的に世論操作をしました。今でも覚えています。「政治改革」でした。悪い事にはいつも「改革」の言葉がついています。
スポーツと違い、政治の世界のルールは勝者が決める。
倒錯しています。
強いものが強くなるために、歪められた民意の多数で、国会で法律をつくる。
結果、憲法を守りたい国民が多いのに議席数は、共産党など、少数です。
原発を本当になくしたい国民の声も、議席に結びつかない。
これを打開するために、何をどうすればいいのだろう。
支配勢力は、民主主義を歪め支配の要になっているこの制度は簡単には手放さない。
主権者が賢くなる以外にないのだが…。
何か知恵はないでしょうか?
クソー腹立つ。 「赤旗」より