サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

銃乱射事件と核「乱発射」

 米コネティカット州のサンディーフック小学校で起きた銃乱射事件。痛ましい事に子ども20人を含む26人が犠牲になった。しかも学校で。
 自殺した犯人の心がどう壊れていたのわからない。かと言って銃さえなければ…。
 武器は禁止できる。日本では禁止されている。米国でも禁止されていれば今回のような事件はなかっただろう。日本で銃の乱射事件は起きたことがない。
 暴力団組員が非合法で銃を持ち、使用す場合もあるが、一般市民にはほとんど向けない。
 乱射事件の犯人が、銃がなくてナイフでやろうとした場合、ここまで犠牲者は増えないだろう。
 自衛のために、武器の携帯が携帯電話のように気軽に持てるようになり、自動小銃を持てるとするなら、カッとした瞬間、ぶっぱなすだろう。
 もし携帯のミサイルが持てるなら旅客機を打ち落とすだろうし、携帯のロケット弾、手榴弾が自衛のために持てるなら、街は戦場になり、社会は崩壊するだろう。
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 国家に例えれば、自衛のために核兵器が持てるならば、毒ガス兵器、細菌兵器が持てるなら、使えるなら、ちょっとしたトラブルで使う事になるだろう。そうなれば核ミサイルの乱射事件が起こりかねない。
 日本は憲法で自衛のためであっても常備軍隊の保持は禁止している。自衛隊はあるが海外での武力の使用は禁止されているので、一応ギリギリの線でこれは守られている。イラク戦争でも、他国民は殺さなかった。
 だが銃規制が緩和されれば、昨今のイライラ社会の日本では、米国のような乱射事件が起こりかねない。9条の歯止めがはずされれば、国家レベルで同様の事が起こりかねない。
 もっとも米国の言いなり国家として。アメリカの指図のままに。強いもに依存し、強いものと一緒になって、弱いものをいじめる国家。恥ずかしい。