サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

ありがとう!さくらカード

 本日、「ありがとう!さくらカード。15周年記念のつどい」が、ウェルパル熊本で開催。
 私(純子)が参加して来ましたので、昨日に続き、ヤワラカな(?)お話。
 1996年10月1日。「さくらカード」が誕生し、今年で15年。準備の段階から今日までの経緯が報告され、最初から参加されていた、橋本宏子先生(元熊本学園大学教授)が、「障がいがあっても老いても はつらつ」と、題して記念講演されました。11年前に熊本を離れ、今年81歳になられたとの事。お元気なのにビックリさせられた。(現在東京在住)
 「さくらカード」も最初は 高齢者・障害者・被爆者、いずれも自己負担なし。だったのに、幸山市長になってから、少しずつ改悪され 今年は「さくらカード」が熊本市外部評価会議の評価対象なり、結論はまだ出ていないのですが、これ以上改悪されないよう運動を強めていきましょう。とのことでつどいがもたれました。
 今、国全体もそうだけど、地方自治体も「ムダを失くす」方向にすすみ、それが社会福祉の後退、特に弱者ーお年より・障がい者ーにしわ寄せが来ていると指摘されました。
 元気な老後を送るためには3つの大切な事がある。
①「歩くこと」 そのためにも、さくらカードは大切であること。(カードが出来てからお年寄りの外出が増えた事は、熊本市も認めている)
②「メガネ」−キチンと目にあったメガネを作ること。以前メガネを調節していなかったため本も読めなかった。しかし、今は、本はもとより70代からパソコンを学びハイテクの活用が必要との事。私も今からでも、間に合うかな?
③「歯を大切に」ーこれは 今私も痛感している。これは本当は小さいときからやらねばならないことでしょうね。
 先生のお話の後は、会場からの発言がありましたが、特に障がい者の方の発言には涙がでました。少々不自由な発音で一生懸命訴えられた言葉に、心を打たれました。約10名ほど発言されたでしょうか。全てカードに対してに実感こもった発言でした。最後にこのスバラシイ「さくらカード」の改悪を許さない決意を胸に閉会しました。
 参加者は100名ちかくだったと思います。皆さんお疲れ様でした。明日からまた頑張りましょうね!!
                (ヤワラカな話と思ったけど、そうでもなかったですね)