今日は、鹿児島の鹿屋市にある海自基地を訪ね資料館を見てきました。
旧日本海軍の基地があり、沖縄などへの特攻が行われたところです。
展示場は、撮影禁止がほとんどで、記録し確かめる事ができませんが、歴史の描き方は、大東亜戦争の呼び方からして、問題のあるものばかりでした。
誤った戦争で多くの人びとを犠牲に追い込んだ反省がありません。
また、戦争の計画をたて、命令を下し、推進した軍幹部の責任を明らかにするものもありません。
ただただ、若くして亡くなった特攻隊員の悲しみをさそうだけで、将来ある若者に無謀な死を強制した人の責任を問い、そこから二度と悲惨な戦争をしない誓いに向かうような記述は全くありません。
逆に戦争指導者を美化する内容がありました。後日、書きたいを思います。
鹿屋市には海自の航空基地があり、高台から見学しました。
ちょうど、対潜哨戒機のP3Cが飛び立つ場面に出くわしました。
ロッキード事件で汚職問題で有名になった飛行機です。
日本が米ロッキード社のP3Cを大量に導入したのは、米軍の対ソ連潜水艦対策を日本がかたがわりするためと、米軍事産業の売り込みを受けての事です。
今では、対中国ほか、アデン湾ほか、ひろく活動しているようですが詳しくは知りません。私もこれから勉強します。