サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

ウサギのお墓

 どこで生まれたのか?
  誰が産んだのか? 父親は?

 名前は?
         ドーラ。
 オスかメスか、わからない。
 年齢もわからない。
  いくらで売られていた? いくらだったとのね、息子。
 一生、カゴの中にいた。
   もっとも、カゴから出すと不安がって、すぐにカゴの中に飛び込んだ。
 一時あずかりが長くなって5~6年‥‥。

 昨日から、倒れこんでいた。
 老衰だっただろう。今朝、亡くなっていた。
 おとといまで、エサもキチンと食べ、水も飲んでいたのに。
 しかし最近はトイレでウンチせず、その辺に垂れ流し。ウサギ紙パンツもなく、古新聞の敷き替えが面倒だった。
 もう一年近く、目も白くなっていて、見えなくなっていただろうし。

 十分な世話してやらなかったが、エサと水やり、ウンコの処理はしてやった。
 真夏は、室温が上がるとぐったりするので、エアコンまで入れてやっていた。

 ウサギのドーラちゃん、幸せだっただろうか。
 老衰、ピンピン、コロリ~。 生は、まっとうした。
 私も、そうありたい。

 土に還ってもらおう。
 ウサギ語で弔いの言葉はなんだろうか?
 「〇▽◇~、*❤~  ××、🎵~」(ウサギ語で「お帰り、土に」)

 柿の木の根本に埋葬してやった。
 甘い柿が実る時は、思い出すよ。

「次に生まれてくるときは、野ウサギがいいかもしれないよ」‥と私、
「しかし人間は、野原も住みにくくしているからなぁ‥‥」‥と私


 できれば、たまにウチに来た時エサをやっていた孫らと、葬式・埋葬でもしてやれればよかったけど、