米大統領選の開票がつづいている。
予想に反し、トランプの終盤の攻勢が激しく、バイデンが負ける可能性も出てきた。
選挙は、〝最後まで頑張ったほうが勝つ” これが鉄則だが、そんな感じになってきた。
まだ接戦州、郵便投票の開票によっては、バイデンが逃げ切り可能性がある。しかし、トランプの法廷闘争によってはどうなるかわからない。
[ トランプが勝てば、パリ協定から正式に離脱する。影響は米国のみならず、世界にも及ぼすだろう。
世界最大の温室効果ガス排出国の中国が2060年までに排出ゼロを宣言している。
中国は、一党独裁国家だが米国みたいに3年ごとの大統領選の結果しだいで、政策がコロコロ変わることはない。米国トランプよりも科学に忠実だ。
トランプが勝てば、少なくも4年間は、温室効果ガス削減が停滞し、世界的に2030年までに45%削減は絶望的になる。
影響は惑星規模で、弱い立場、弱い地域の人から犠牲になっていき、全体に広がっていく。
惑星と人類の大分岐が、米国民の認識と行動がかかっている。