COP24で、ようやくパリ協定の「実施ルール」が採択された。
パリ協定を推進したオバマ大統領から離脱を表明しているトランプ大統領に変わり、温室効果ガス削減への足踏みを産まれる中での合意は貴重だろう。中国は前向きだったようだ。
採択のポイントとして
1、途上国を含む全ての国に、温室効果ガス削減目標に盛り込む情報の報告を義務付け
1、温室ガス削減の目標達成状況の検証は、途上国については能力に合わせ柔軟に対応
1、先進国は途上国への資金支援計画を2年おきに条約事務局に報告
1、20年から資金支援の目標上積みを検討
1、ルールを破っても罰則なし
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現状では、1.5℃はおろか、2℃以内にとどめるにも、まだまだ遠く及ばない。しかし、先進国も途上国も進む道筋は決めた。一歩一歩、削減の実績と目標を拡大していくしかない。
グリーンランドの融解が異常だ。
海面上昇が一番の脅威かもしれない。
(「赤旗」12/17)