北極異変が続いている。
(図表-JAXAより)
今年の北極海の海氷面積は、赤線のとおり観測史上2番目に小さくなった。
9月中旬から海が氷始めたが、10月半ばになって停滞し、この時期としては史上最少を記録している。グラフのとおり7月段階でも史上最少だった。いったいどうしたことか?
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図表で見ても、80年代ならば今頃はシベリアやカナダあたりまで氷がはっていて、白熊は狩りができたろうに。
これではいつ海氷が広がって狩りができるかわからない。今年は、例年にも増して白熊は飢餓に陥るだろう。
白熊にとって、冬場の土地を奪われるに等しい。
絶滅の日が一歩一歩迫っている感じだ。
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ということは、次は人間、という事になる。
人間も海面上昇で住む土地を奪われ、猛暑が襲い、洪水にあい、水と食料の確保が困難になってくるだろう。