益城の仮設住宅で対話した。
小さな子どもがいた女性。
被災者医療費の免除の復活に疑問を呈した。
「必要もないのに医療費がタダだから病院に行く人がいると聞く」といわれる。
そんな事より、子どもの方の手当をしてほしいと…。生活が苦しいから…と。
この苦しい状況化、のんびりしたような、そんな人が本当にいるのか?と思いたくなる。
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別の高齢者の方と話した。
「ぜひ、医療費は免除してほしい」と。
病院にかかっていて大変。介護保険料も高い、と。
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どちらも生活が大変な様子。でも、ガマンしている。ガマンしなければ…と必死に思おうとしていると感じた。だから、他の人にもガマンを求める雰囲気がある。
私は、働いている人はもちろん、高齢者も元気な時は一生懸命働いて税金を納めてきた。働いていない今だって消費税を払っている。ならば、災害で被災し困っている人に政治が支援するのは政治の責任ですと話した。しかもアベ政権は、ムダ使いも多いし、金持ちや大企業から税金をあまりとっていない。弱いものからばかり税金を取ろうとしている。など、と話した。
子どもがちょろちょろしていた若い女性は、理解してもらったような気がした。権力側のマインドコントロールの強力さ、に比べ主権者側の権利意識の薄弱さと情報と知識不足を感じる。
さて、明日、復活を願わずにはいられない。