サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

沖縄県民投票-辺野古反対7割超

 沖縄県民投票
反  対   434、273
賛  成    114、933
どちらでもない 52、682 

 沖縄の県民投票の結果がでて多くが1面トップで報道した。
 沖縄をめぐって歴史的出来事は多くあるが、今回の結果に導いた行動も極めて意義ある事だった。
 前提の条件、状況をよく見ておく必要がある。
 当初、自民の画策で5市が県民投票をしないと表明し、「どちらでもない」も選択肢に入れられた。
 露骨な土砂投入・埋め立てが続けられた。政府は、結果にかかわらず基地建設を進めると繰り返し表明した。
 「反対してもどうぜ基地は造られるだろう…」あきらめを誘うには十分な状況があった。
 投票率は52.48%。
 その中のこの結果を受け止めるべきだろう。
 埋め立て反対が多数で基地はできない⇒民主主義が実行されるなら、「反対」はもっと明確だっただろう。
 「反対が多くても基地は造られるでのはないか…」⇒「でも、反対は反対だ」。
ここが民主主義発露として、今回はとても大事な事だったのではないだろうか。
 その積み重ねが政治も社会も動かす。その体験が自分、主権者も変える。日本人が一番弱い、既成事実化に、県民自らが勝ったといえる。
 今回、その中心的な動きを粘り強く主導したのは、元山さんら若いメンバーだった。
 署名を集めた。ハンストもやった。粘りづよく対処し、社会を動かした。賞賛すべきことだ。私たちも自らを振り返り、素直に触発されてもよいだろう。
mainichi.jp

 宜野湾市の結果、宮古市石垣市の結果は特に良かった。