昨日の続き「アサヒ芸能」からの引用です。
これまた過激な見出しですが、一応紹介。
陸自飛行隊の定員を圧迫するオスプレイ「忖度配備」!
ドクトリンなき「政治決定が自衛隊を潰す!!
陸自飛行隊の幹部の幹部OBの話はこうです。
「ホンネを言いますと、ティルトローター輸送機オスプレイをなんで陸自飛行隊に導入するのか、意味がわかりません。輸送力なら従来から使ってきたCH−47チヌークのほうが大きい。ただでさえひっ迫している飛行隊パイロットの定員からわざわざ新機種の操縦要員を出せば、従来の飛行任務に支障を北します」
私も素人ながらそんな気がします。航続距離、スピードはあまり関係ない。
で、OBさんは、
「日本列島はたしかに南北に長く連なっていますが、島しょ奪還作戦を実施する際の発起点が目標から大きく離れていることはありません。むしろ、オスプレイの2倍の搭載能力があり55機が運用されているCH−47ヘリコプターのほうが有用です。機外に吊り下げて火砲のような重器材まで運べます。さらに大事なことは、CH−47が作戦輸送する際、攻撃ヘリコプターを随伴させてヘリボーン作戦が敵の反撃から守られるよう援護させるのですが、オスプレイには性能上、随伴させられる支援用の攻撃機がありません」と言う。確かに。
また、
「陸自飛行隊は災害出動や救難、へき地での救急患者輸送など平時においても実動が多い。にもかかわらず、ヘリや固定翼機のパイロット定員はそのままで、そこに操縦方式の異なる新機種オスプレイを押し込んできたのですから、今後必ず支障を来たします」「作戦ドクトリン上も性能が合わないオスプレイの導入は正気の沙汰ではありません」
そんなところだと思います。
でも政府は、高いお金を払ってオスプレイを買い、来年は4機も配備するとの事。
米側提示のオスプレイは1機212億円×17機=約3600億円。生活保護費を削ってオスプレイを買う。なんという事だ。
それが熊本空港の高遊原分屯地になるのでは?と、強く危惧しています