サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

尖閣諸島に使えないAAV−7水陸両用車

 昨日のつづき,
「アサヒ芸能」臨時号から、引用し紹介します。
「日本版海兵隊  「離島奪回作成」に役立たず!
「旧型水陸両用車両 AAV−7」 の導入は新規事業づくり?
 少し激しい見出しですが、自衛隊のOBさんが話しておられますので説得力があります。
 陸自は、水陸両用車AAV−7を米国から52輌購入(今年5輌で終了)します。
 たしか、1輌7億円ちかく×52輌で350億円程かかると思います。(写真usミリタリーより)
 増税で庶民の暮らしはヘロヘロなのに…
 今春から編成される日本版海兵隊−水陸起動団(3000人規模)が使うそうです。
 そこで、自衛隊の幹部OBさんは、
「AAV−7は砂浜や礫浜海岸の一部でしか、洋上からの上陸ができません。島しょ作戦の対象とされる尖閣諸島には、こうした海岸は皆無ですからAAV−7は使えないのです。むしろ、前面部を機関銃弾などから防御できる装甲板でカバーした岩礁部でも接岸できる小型高速ボートを実用化したほうが、想定する『離島奪還作戦』では有効です」と語る。
 実際に使用されたのはベトナム戦争での上陸のようで、運用に際しては、上陸地点の制圧と空爆支援が必要で、それができるのは米軍やロシアぐらいだろうと言う。
 実際に自衛隊は、動画のような訓練をしている

 つまり米軍一体で、中東諸国などでの上陸侵攻作戦なのでは活躍できるというものです。海外上陸の能力を持ちつつあり、あとは意思次第です。それは米軍の判断にかかっている。