サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

「裁判権放棄密約」-日米合同委員会

先日の「赤旗」の記事です。
 元海兵隊員の傲慢さが表れている。ひどい話だ。
 「米兵にとっては戦闘や訓練などからくるストレスを、アルコールなどで発散させることは欠かせず、しばしばハメをはずして犯罪に及ぶのだが、米犯罪のケースです。しかし、それらを駐留先の国で裁かれて刑に服すものが続出すると、兵士の士気の維持、部隊の人員充足、円滑な軍事行動などに支障をきたします」「日米合同委員会の研究」(創元社吉田敏浩著)
より。

 ということから、日本は米軍と「裁判権放棄密約」を結んでいるようだ。「日本にとっていちじるしく重要と考えられる事件以外については、第一次裁判権を行使するつもりがない」と、津田實法務省刑事総務課長の声明が記されている。
 これは1953年10月28日の日米合同委員会の裁判権分科会・刑事部会の非公開議事録の載っており、米側の公文書館で発見された。
 出発点は⇒ 勝てない相手に米国に奇襲攻撃をかけ、鬼畜米英とあおって国民を戦争にかりだし、コテンパンにやられて、無条件降伏したら、今度はご無理後もっとも、なんでも言いなりの同じ系列の日本の指導者・支配層。
 安倍首相も、いそいそとトランプ新大統領に会いに出かけた。同じ系列。